三国志談義 レビュー

2018年8月3日

今回は、安野光雅氏と半藤一利氏の対談本「三国志談義」のレビューです。

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三国志談義 内容

三国志談義 [ 安野光雅 ]

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安野氏は、画家、そして半藤氏は、作家という文化人コンビの対談本です。

お二方ともに三国志ファンであり、三国志縁の地へ赴いたこともあるとの事で、安野氏は、本の中で絵を披露して下さっています。

黄巾の乱から三国志を語り、訪れた名所や詩の話、お二方の広く深い知識で多角的に三国志が語られています。

三国志談義 レビュー

歴史本が好きな方は、半藤氏の名前はよくご存じだと思います。

実は、私がこの本を手に取ったのも半藤氏の名前があったからです。

三国志をメインテーマに、お二方が生きた時代や歴史、思想などと重ねて語る場面はもあり、勉強になりました。

個人的に興味深かったのは、実際に三国志縁の地を見た時の話しでした。

ただし、正史と演義がごちゃごちゃになっていたり、内容が正確でないこともあり、三国志を、まだあまり読んでいない方にはおススメ出来ない本です。

三国志の話に関しては、深くないので、三国志での新しい発見や知識はあまり期待しない方が良いと思います。

まとめ

  • 文化人安野氏、半藤氏の対談本
  • 三国志を多角的に語る
  • 三国志の新しい発見は少ない
  • 正史と演義について、ごっちゃになっているので読みづらい部分もある
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