ダンワラ古墳の鉄鏡どんなもの?どこで見れる?
ダンワラ古墳の鉄鏡について紹介します。
ダンワラ古墳の鉄鏡どんなもの?
ダンワラ古墳は大分県日田市の古墳です。
check!!>>>ダンワラ古墳の場所は?大きさはどれくらい?ダンワラ古墳が注目されたのは、出土した鉄鏡が曹操高陵から出土した鉄鏡(金銀錯嵌珠龍文鉄鏡)と型式が類似していたから。
CG復元を見ると模様も繊細で美しい鏡です。
三国時代の日本で思い浮かぶのが、邪馬台国。
魏志倭人伝では238年に卑弥呼は魏に使者を送っており、当時の魏の皇帝・曹叡から親魏倭王に封ぜられています。
その時に贈られたものなのか?どうなのか?
その時に贈られたものなら…
魏王の副葬品になるレベルの代物ですから、鉄鏡が出土したダンワラ古墳の埋葬者は卑弥呼や卑弥呼に近しい関係者の可能性があります。
しかし、ダンワラ古墳の埋葬者など古墳自体の詳細が不明なため断定はできず、まだまだ分からないことばかりなのです。
いずれにしても令和注目の遺跡になるかもしれません。
ダンワラ古墳の鉄鏡はどこで見れる?
金銀錯嵌珠龍文鉄鏡の現物は東京国立博物館が所有しており、基本的には東京国立博物館にあるようです。
2019年現在は「特別展 三国志」に合わせて九州国立博物館で2019年11月6日~2020年1月19日まで4階展示室で展示されています。
check!!>>>九州国立博物館(太宰府)で三国志展!内容と見どころ緊急公開決定!注目集める鉄の鏡
令和元年11月6日~令和2年1月19日 4F展示室
曹操墓から出土した鉄鏡と大分県日田市ダンワラ古墳出土の鉄鏡の類似が一部紙面でも報道され、反響を呼んでいます。これを受けてダンワラ古墳出土の鉄鏡を九博で緊急公開!
画像 重文 金銀錯嵌珠龍文鉄鏡 東京国立博物館蔵 pic.twitter.com/N0M0rbICFw— 九州国立博物館 (@kyuhaku_koho) November 10, 2019
九州国立博物館では以前にも金銀錯嵌珠龍文鉄鏡を展示したことがあるようで、ちょこちょこ東京国立博物館から貸し出しされているみたいなので展示情報を見逃しなく。
さて実際に出土した日田市では「天領 日田資料館」で再現レプリカが展示されています。
電話:0973-24-6517
営業時間:9:00~17:00
休館日:水曜日(祭日の場合は翌営業日)、年末年始
入場料:大人320円 小・中・高生220円
駐車場:なし
アクセス:JR久大本線日田駅から徒歩約15分
復元レプリカ以外には書画・古文書などを中心に約100点が展示されているようです。
まとめ
- ダンワラ古墳から出土した鉄鏡が曹操高陵の出土品と酷似
- 模様が繊細でとても美しい
- 鉄鏡は東博所有で、九博に貸し出しされたりしている
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